2025コストコ調剤薬局で電子処方箋が導入されました

コストコホールセールジャパンコストコ薬局は電子処方箋の対応施設です ヘルス・ビューティー

コストコの調剤薬局は電子処方せんに対応してます。

非会員さんの利用方法も紹介します。

ざっくりした概要

コストコでは2023年に木更津倉庫店から電子処方箋のシステム改修が始まり、全国37倉庫店で対応可能になったそうです(2025年7月現在)。

川崎倉庫店薬局では告知パネルが設置されました。

 

紙の処方せんとの違い

紙の処方せんとの違いは電子化されたことにより、原本(紙の処方せん)の提出が不要になります。

引き換え番号という数字がわかれば調剤薬局さんとのやりとりが出来るようになりました。

例えば医療機関を受診後、患者さんから薬局さんへ引き換え番号を連絡して調剤を依頼しておきます(来局せず電話でもOKらしいです)。そのあと家族の方とLINEやショートメッセージで引き換え番号を共有しておけば、家族の方が帰宅途中に患者さんの代わりに調剤薬局へ立ち寄って、引き換え番号の数字を申し出れば薬を受け取ることも出来るようです。

医療機関の受診日や調剤履歴をコンピューターで一括管理しているため、初めての医療機関・薬局でも患者さんの服用中の薬や、過去に調剤された薬の情報を共有できる仕組み(電子カルテそのものは閲覧不可)だそうです。

残念ポイントもあります。

調剤済みの薬について、当日すぐ登録されません。

マイナ保険証(マイナポータル)の薬剤内容の更新は月に1回だそうです。

「前々月までの薬剤情報を確認できます」ということみたいです。

 

電子処方せん体験談

【その1】処方内容(控え)

医療機関を受診したときに受け取った電子処方せん「処方内容(控え)」を参考にして一部抜粋しました。

↑こちらは、実際に受け取った電子処方せん「処方内容(控え)」を参考にして一部抜粋しました。

処方内容の欄には今まで通り薬の名前や用量の指示が記載されてます。

運用が始まったばかりのため、患者さんが医療機関で「処方箋を受け取り忘れた」と混乱しないよう、あくまでも「控え」として処方内容を印刷した紙を渡してる(厚生労働省さんは、いずれペーパーレス化したい)ようです。

マイナンバーカードとリンク(紐づけ)されていれば、調剤薬局さんでマイナ保険証を機械にかざすと引き換え番号も判るようになってるそうですから、数年後にはペーパーレスで電子処方箋を利用するのがフツーになる日が来るのでしょう。

この電子処方箋でコストコの調剤予約システムを利用しました。

対応は非常にスムーズでした。

在庫があればサンプルが頂けるのも通常通りです。

 

【その2】どっちも対応可能だった院外処方箋

大きな病院を受診したときに発行された紙の処方せんを参考にして作成しました。

↑これは大きな病院を受診したときに発行された紙の処方せんを参考にして作成しました。

いつも通りモバイルオーダーを利用してコストコ薬局へ処方せんを提出したつもりだったのですけど、薬を受け取るときに薬剤師さんが左上を示しながら「ここに引き換え番号が入ってるから電子処方せんとして使うことが出来ますよ」と教えて頂き、電子処方せん兼用の紙の処方せんもあることを知りました。

 

けっきょく手間は変わらない

引き換え番号の写メを「処方せん送信フォーム(モバイルオーダー)」で予約すれば、コストコ薬局から在庫確認の結果や調剤完了のメール返信が届きます。

つまりモバイルオーダーの場合は「画像を撮影して送信する」という手間は変わりません。

コストコに着いてから調剤薬局のカウンターでマイナンバーカードを機械にかざせば引き換え番号を照会して、その場で受付してもらうことも出来ます。

患者側からすると同じような手間に感じますが、医療機関や薬剤師さんの負担は大幅に軽減されるそうです。

 

保険証ごとに対応が違う

マイナ保険証の場合

マイナ保険証の方は、調剤薬局でマイナンバーカードを機械にかざせばオンラインで薬剤師さんが引き換え番号を照会できる仕組みです。

引き換え番号の控えは必要ありません。

紙の保険証の場合

健康保険証や資格確認証を利用されてる方は調剤薬局で「処方内容(控え)」の用紙を見せるか、引き換え番号(メモ書きでもOKだとか)を薬剤師さんに伝えます。

 

モバイルアプリ関連

デジタル診察券

「診察券アプリ」などデジタル診察券(スマホアプリ)を導入する医療機関さんが増えてきました。

アプリの履歴画面から処方された薬を確認することが出来たり、電子処方せんの引き換え番号も一緒に表示されるデジタル診察券もあります。

お薬手帳アプリ

お薬アプリは「記録用のアプリ」「大手情報サイトさんが開発したお薬アプリ」「ドラッグストアさん独自の調剤連携アプリ」などがあるようです。PCブラウザ版もあります。

電子版お薬手帳は今後さらに種類が増えて行くのでしょう。

 

マイナンバーポータルサイト

政府が運営するオンラインサービス「マイナポータル」では、電子処方せんの引き換え番号や、過去の調剤履歴を自分で閲覧できます。

マイナンバーカードをオンライン上で利用できるマイナポータルにログインして「健康医療→薬」の項目を進むと確認できます。

マイナポータルと連携できるお薬手帳アプリもあるみたいです。

 

コストコ薬局での利用方法

はじめて電子処方箋を利用する方へ向けて、かんたんに手続きの流れをご紹介します。

コストコ薬局で調剤を利用するときは、あらかじめモバイルオーダーしておくと待ち時間が短縮できて便利です。

電子処方箋と紙の処方せん、送信フォームの使い方は同じです。

 

画像を撮影する

送信フォームを入力する前に画像を準備しておくとスムーズです。

先に紙の処方せん(全体像)や電子処方箋(引き換え番号の部分)を撮影して保存します。

すぐ画像を見てください。

文字が不鮮明だったり画像が暗すぎないか、画像を拡大してハッキリ文字が読み取れるか確認してください。

送信フォームにアクセス

処方せんの送信フォームは全国のコストコで共通です。

コストコオンライン-公式サイトに処方箋送信フォームがあります。

「コストコ 処方箋」で検索すると出てきます。

ログインや新規登録は不要です。

プルダウンメニューの中から選択する項目が多く、はじめての方でも使いやすい調剤予約システムになってます。

モバイルオーダーの注意点

ひとつだけ注意点があります。

送信フォームの最後のほうで「ロボットによる自動送信を防ぐため、チェックをお願いします」という項目にチェックマークを入れる項目があります。

コストコ薬局の処方箋送信フォームのreCAPTCHA(リキャプチャ)のチェックボックス表示

↑通常の手順ですと「□私はロボットではありません」という表示になります。

 

 

コストコ薬局の処方箋送信フォームreCAPTCHA(リキャプチャ)のエラー表示

↑この表示が出ると送信できません。

いったん「キャンセル」をクリックして前の画面に戻ります(入力した情報は残ってます)。

スマホの電波状態によってはチェックボックスが表示されないことがあり、電波の入りやすい場所に移動すると改善されるようです。

 

有効期限に注意(失敗談あり)

コストコに着いてから調剤薬局へ持参する場合は予約なしでも調剤してもらうことも出来ますとお伝えしましたけど、気を付けたいのは在庫切れの可能性もあることです。

やらかしました。

 

私の失敗談

紙の処方せんだった頃、コストコ薬局で調剤できずキャンセルした話しです。

「発注をかけてますけど出荷制限が掛かってて、いつ入荷するのか全くわかりません」

「この薬は取り扱ってません(取り寄せ不可の薬)」

などが実際にあり、やむなくキャンセルさせてもらったことがあります。

 

ほかにも、4日以内にはコストコへ行けそうだけど予定が読めないからモバイルオーダーはしないで買い物ついでに直接薬局へ行って受付してもらおう、と甘く考えて有効期限の最終日になったことがあります。

営業中に処方せんを提出できましたが、そんなときに限ってコストコ薬局では取り扱ってない薬だったのでした。

地元へ戻り、調剤薬局さん数件を回って処方箋を見せたものの薬が手に入りません。

期限切れを迎えました。

門前薬局(医療機関の近くにある調剤薬局)さんは、先生が処方する薬剤を把握しており「ほかでは在庫切れの薬でも多めに持ってる」ことを当時は知りませんでした。

後日ふたたび医療機関を受診して事情を説明しました。

再発行された処方箋を持って門前薬局さんへ伺い、薬を入手できましたが自費扱い(全額自己負担)になりました。

参考にして下さい。

非会員さんが利用するときの方法

コストコの調剤薬局は、どなたでも利用できます。

おひとりでコストコに来て、不安に感じるのはゲート突破かもしれません。

非会員さん向けに出入口の攻略法をかんたんに紹介しておきます。

まずはじめにお伝えしたいのは、コストコは外国人スタッフさんが多いですけど日本語が通じます。

どうか安心してください。

出入口は2カ所ある

コストコの正面玄関に到着しました。

出入口は2カ所あります。

「ENTRANCE 入口」

「EXIT 出口」

店舗によってレイアウトが違うため、位置が反対になってることもあります。

入会や返品カウンターに用事がある方は出口側から入りますが、調剤薬局を利用する場合は、かならず入口側へ進んでください。

入口では会員カードをチェックしてるスタッフさんが立ってます。

「調剤のクスリを受け取りに来ました」と言えば、調剤薬局のある場所(おおよその方向)を教えてくれます。

非会員で同伴者は入れるか?

同伴の方については本会員と同じ考え方で入場できるそうです。

調剤薬局に用事がある方の他に18歳以上の方は2名まで、お子さんは人数にカウントされず何名でも大丈夫のようです。

あくまでも付き添いの扱いとなり、利用できるのは調剤を依頼した方だけになります。

 

コストコホールセールジャパン川崎倉庫薬局 COSTCO PHARMACY

迷子になったら薬局の赤い看板「PHARMACY」を探してください。

 

薬局での受付

薬局に到着しました。

先にモバイルオーダーしてある方は「調剤予約をしてある〇〇です。」

当日の受付の方は「調剤をお願いします。」

と薬剤師さんに伝えてください。

コストコ薬局は待合室(座って待てる場所)がないです。

近くを散策してお待ちください。

モバイルオーダーしておくと時間短縮になります。

支払い方法

調剤は薬局専用レジで会計します。

電子決済や交通系ICカードは使えませんのでご注意下さい。

支払い方法はふたつだけです。

現金かマスターカードのどちらか。

マスターカードはロゴマーク(赤とオレンジの丸)が付いてればクレジットカードの発行元(提携会社)は国内外どこでも大丈夫です。

電子決済や交通系ICカードは使えません。

集中レジを出た辺りにATM(E-net)があり、キャッシュカードや他ブランドのクレジットカードが利用できます(手数料は条件により異なります)。

 

薬を受け取り、出口へ向かいたいところですが、そのまえに集中レジを通り抜けます。

 

会計エリアを通り抜ける方法

集中レジを通り抜ける方法を解説します。

できるだけわかりやすくご説明いたします。

 

コストコでは、お客さんがレジの向こう側へ移動できる位置が決められてます。

のちほど詳しく解説しますが、レジの赤い矢印「MEMBER」と書いてあるスペースを移動する決まりです。

ふつうのスーパーさんではカゴや買い物カートごと平行に移動しますけど、コストコでは会計のときに、いったん別々になります。

コストコの場合レジ台を真ん中にはさんで、巨大カートと買い物客が別々の列で進み、精算が終わると合流します。

海外のスーパーみたいなベルトコンベアー方式のレジになりますが、巨大カートはレジスタッフさんが奥(出口方向)へ移動させてくれます。

重たい商品はベルトコンベアーの上に乗せないで、カートに置いた状態でスタッフさんが端末を近づけてバーコードを読み取ったりします。

巨大カートが移動できるようにレジスタッフさんの立ち位置(スペース)も広いため、通り抜けできそうですが注意されます。

海外の大型スーパーでは常識なのかもしれないけど、日本では初めてみる光景です。

 

コストコのレジでは巨大カートと会員(メンバー)が分かれて移動するベルトコンベアー(手前側)のフチに、それぞれの進行方向を示すプレートがついてます。

レーンの位置によって左右で逆バージョンもあります。

メンバーと書かれたの矢印のほうから通り抜けて下さい。

行列が出来てるときは少々出ずらいかもしれませんけど、ぶつからないように配慮すれば通って大丈夫(のはず)です。

レジ付近にいるスタッフさんに「向こう側へ出たいです」と言えば、何とかしてくれる気がします。

スタッフさんは私服で勤務されてます。

はじめは買い物客と見分けがつかないかもしれませんが、胸のところにコストコカードみたいな、白いネームプレートをつけてる方を探してください。スタッフさんです。

 

コストコのレジで見かけるクローズ中の看板(costcozora.com)

 

CLOSEDのプレートが出てるレジは通り抜けできません。

 

出口で最終チェック

集中レジを抜けたあと、出口の手前ではレシートと手荷物チェックがあります。

行列ができてるときは巨大カートを持ってなくても最後尾に並びます。

余談ですがわたしの後ろに並ぶ方が「前のカートの同伴者」と勘違いされない様に、少しだけ余裕(空間)を開けて「チェックを受けるために並んでます」とアピールします、わたしの場合。

先頭に来たらスタッフさんへ調剤袋とレシートを見せ、手荷物カバンを開けて中を確認してもらうと外へ出られます。

おつかれさまでした。

 

ひとりごつ(独り言)

ひとりごとです

電子処方せんを発行するときに「医師資格証(HPKIカード)」を使って、先生の署名(デジタル認証)が必要だそうですけど、世界的な半導体不足でICチップの入手が困難になり、カードの発行作業に支障をきたしてるのだとか。

プランB(HPKIセカンド電子証明書)があるらしく、先生のスマホを紐付けして生体認証で本人確認を行ってるそうです。

 

そういえば、交通系ICカードSuicaも発売中止だった時期がありました。

ICチップ入りカードの製造メーカーさんは奪い合って確保してるのかもしれません。

 

使わなくなったカードからICチップを安全に回収できれば資源を再利用できるような気がします。